シックハウス症候群の主な原因であるホルムアルデヒドを吸収するのに、ピーナツの殻が役立つ事が、青柳象平(千葉大教授)と国立医薬品食品衛星研究所の研究でわかった。
ピーナツ殻の細かい穴が空気汚染物質を吸収、約4時間で空気中のホルムアルデヒドの80%〜90%が消えた。
青柳教授は「殻を捨てず、薄い紙に包んでタンス内に置くだけで、 さまざまな汚染物質を吸収できる可能性がある」としている。
シックハウス症候群は、壁紙用接着剤や塗料に使われるホルムアルデヒドなどの化学物質が原因と言われ、頭痛や吐き気といった症状が出る。
青柳教授らは、10gの入れ物にホルムアルデヒドと、さまざまな大きさに砕いた殻を入れて約4時間後の濃度変化を測定した。その結果、単に手で砕いたピーナツ殻でもあ80%のホルムアルデヒドが吸収された。
細かくするほど効率が良く、ミキサーで砕いたものは約90%まで取り除けた。
参考:読売新聞 2003年6月15日